| 自分の声がひびく |
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自分の声がひびく現象を「自声強調」といいます。自声強調はそれ自体が特別な病気 ではなく、何らかの耳の病気から生じる症状です。主に中耳の伝音難聴(機械的に音を 伝える仕組み)と感音難聴(音の物理的刺激を神経が感知する仕組み)の障害によります。 伝音難聴では、耳管開放症が代表的です。感音難聴では、内耳の神経細胞の障害により 生ずることが知られています。代表的な疾患としては、突発性難聴などがあります。 |
外耳炎
つぎに耳たぶを引っぱって みて下さい。
痛みがありますか? これで痛いようなら耳の穴に炎症を起こしている外耳炎が考えられます。
最近耳そうじをしたり、よく耳を触ったりしませんでしたか? 外耳炎の場合、自然に治ることもありますが、化膿して重症化することもあります。痛みが強い時、2〜3日治らない時は、耳鼻咽喉科を受診して下さい。
何もしなくても痛い場合は、急性中耳炎であることが多いので、耳鼻科を 受診して処置を受け、抗生剤と鎮痛剤などを処方してもらうことになるでしょう。
中耳炎
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痛みの種類 |
痛みの経過 |
考えられる病気 |
とりあえずの対策 |
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耳をおさえたり、当たると痛い |
最近耳そうじをした |
外耳炎 |
鎮痛剤を飲む |
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ザクザクと痛い、聞こえ悪い |
かぜを引いていた |
中耳炎 |
鎮痛剤を飲む |
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食べ物をかんだり、口を開けると痛い |
歯が悪い |
顎関節炎 |
固い物を咬まない |
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物を飲み込んだ時耳に痛みがはしる |
咽頭炎 |
うがいをする |
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耳の下が痛い |
腫れている |
耳下腺炎 |
ぬれタオルで冷やす |
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症状 |
考えられる病気 |
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飛行機に乗った時のような詰まった感じ |
浸出性中耳炎 |
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急に聞こえなくなった、軽いめまいがする |
特発性難聴 |
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だんだんと年とともに聞こえが悪くなった |
老人性難聴 |
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ときどき耳から膿みがでる |
慢性中耳炎 |
耳は外耳、中耳、内耳の3つの部分からできています。最も外側が外耳。外耳には耳介と外耳道があります。外耳道の奥には鼓膜があり、その向う側が中耳です。中耳には空気の入つた小部屋(中耳腔)があり、その奥に内耳があります。中耳腔には鼓膜と内耳をつなぎ、鼓膜から内耳へ音の振動を伝える3つの小さな骨(耳小骨)があり、また、鼻の奥〔のどの上部(上咽頭)〕との間をつなぐ耳管もここに開いています。音は集音器の役目をしている耳介から外耳を通り、鼓膜に伝えられ、耳小骨を動かし、内耳に伝わります。内耳では音の振動を電気信号にかえ、神経を通って頭の中におくり音や声として感じるようになります。また、耳管はふだんは閉じていますが、ものを飲み込むときなどにわずかに開いて、空気を外から中耳腔に取り入れ、中耳腔の気圧の調整をしています。また、中耳腔に出てきた粘液などを鼻の奥へ排除する機能ももっています。代表的な耳の病気には、中耳炎外耳道炎、耳鳴り、めまいなどのあります。
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中耳の赤い部位に膿がたまった状態が急性化膿性中耳炎で、紫の部位が狭くなり浸出液がたまった状態が浸出性中耳炎です。
脈を打つような、あるいはズキズキとした耳の痛みを伴う中耳の急性炎症で、かぜをひいたときなどに鼻やのどの炎症につづいて起こることが多く、小児ではときに発熱を伴いますが38度前後までで40度になることはありません。また大人では風邪の時、強く鼻をかんだあとにおこることが多いようです。
中耳炎になると、まず耳の詰まった感じがして、次にズキズキとした耳痛が起こり、さらに発熱などの症状もみられるようになります。中耳の中にうみが充満し、放置すると自然に鼓膜が破れますが、その寸前が耳痛のピークです。最膜が破れた後は急に耳痛は軽くなることが多いのですが、今度は耳漏(耳だれ)が出はじめます。したがって、耳痛が軽くなってもかならずしも中耳炎がよくなったといえない場合もあるわけです。急性中耳炎は、1〜2歳頃と4〜6歳頃の子供に多い病気で、鼻やのどの炎症を起こした細菌などが耳管を伝わって、中耳に侵人することが原因と考えられています。また、中耳炎を起こした細菌がたちの悪い場分、あるいは中途半端に治療を中止した場合などでは、慢性慢性中耳炎や浸出性中耳炎に移行することもあります。
突然に耳痛が起こってくれば、とにかく鎮痛剤を飲んでください。、中耳炎になりやすい子供さんのおられる家庭では鎮痛剤、たとえばバッファリンなど常備されることをおすすめします。最近は抗生物質の適切な使用によって、重篤な病気を併発することは少なく治癒します。急性中耳炎は放っておくことなく、すぐに正しい治療を受けてさえいれば、それほど恐ろしい病気ではなくなっているといえます。しかし、一旦慢性化すると治りにくく、また、危険な病気へと発展することもありますので、油断大敵です。
中耳に液体(浸出液)が溜まって、次第に難聴になっていく病気です。最近、とくに注目されております。
熟も痛みも耳鳴りもなく、中耳に浸出液が溜まって耳のつまった感じが起こり、聴こえがわるくなるのが特徴です。飛行機に乗ったときとか、エレベーターで経験するあの感じです。中耳に溜まった浸出液は病気の長さや程度によっても違いますが、小児では成人のものと異なり、ねばっこいことが多く、細菌が検出されることもあります。原因としては、耳管のはたらきが不良であることや、中耳炎の繰り返しが考えられています。アデノイドや扁桃の肥大により、耳管が圧迫されて狭くなると、中耳腔の気圧の調節が阻害されます。すると、中耳腔に閉じ込められた空気が吸収されて、かわりに浸出液が粘膜から浸み出てくることになります。アデノイドや扁桃の肥大は子供に多い病気のため、この浸出性中耳炎も子供によくみられますが、大人でもよく見かけます。ハナすすりや、鼻の炎症、上咽頭の炎症が原因になっていることが多いようです。急性中耳炎の不完全治癒や繰り返しなども浸出性中耳炎の成因になります。
浸出性中耳炎による難聴は比較的軽いものですが、長い間放置しておくと日常生活に支障をきたしたり、学童では学習カの低下につながることもあります。とくに子供の場合は、呼んでも応えないことがあったり、話したことが正確に伝わっていなかったり、テレビやラジオの音を大きくして開いていることに気が付いたら、早めに耳鼻咽喉科に相談するようにしてください。治療としては原因疾患の治療を行い、耳管に空気を送ったり、浸出液の吸引などが行われます。
慢性中耳炎は、耳漏(耳だれ)と、さまざまな程度の難聴が主な症状です。
慢性中耳炎の特徴的な症状は、耳漏(耳だれ)、難聴。耳痛はあまり感じませんが、耳の奥を中心として重い感じがすることもあります。鼓膜には穴があき、ほとんど鼓膜がなくなっている場合もあります。急性中耳炎はふつう、鼓膜が破れて膿が出るようになっても順調な経過をとれば鼓膜はすぐにふさがるのですが、鼓膜の穴(穿孔)が大きすぎて固定してしまったり、耳漏(耳だれ)がつづいて穿孔がふさがらなかったりすると炎症が長びき、慢性中耳炎になることがあります。一般に鼓膜の中心に穴があって、そこから耳漏(耳だれ)が出たり、止まったりするタイプの慢性中耳炎は良性とされ、難聴などの症状も軽いようです。ただ、耳漏(耳だれ)にかなりの悪臭がある場合は、周辺の骨をおかしやすい中耳真珠腫であることも考えられ、早急に治療する必要があります。
慢性中耳炎も耳鼻咽喉科医の治療を受けることが不可欠です。良性の中耳炎でも炎症を繰り返しているうちに耳小骨が次第に破壊され、重い難聴になることや中耳真珠腫に移行し、重篤な病気を併発することも十分考えられるからです。治療としては、耳漏(耳だれ)を取り除いて薬剤を中耳ヘ入れる方法や、のみ薬、ときには注射による薬物療法、根本的な治療が必要な場合は病巣を取り除くとともに鼓膜の穿孔をふさぎ、耳小骨の連鎖を修復する鼓膜形成術という手術などが行われます。

(1)外耳道炎は外耳道の掃除のし過ぎ、異物(ごみなど)の刺激に細菌が感染したことにより起こります。時に耳垢がたまっていることもあります。外耳道の知覚は敏感なのでかなり痛くなります。通常、聴力はあまり悪くはなりません。治療は、外耳道の消毒と抗生物質や真菌感染(かび)の時には抗真菌剤を使用します。
(2)急性中耳炎は小児の場合、咽頭より耳管経由で細菌感染が起こり、中耳に感染を起こす疾患です。さらに、膿が中耳にたまり、周囲を圧迫すると激しい痛み・熱発が起こります。治療は、細菌に対して抗生物質を使用する場合と、膿が多いために鼓膜を切開して排膿する場合があります(鼓膜切開術)。近年は抗生物質の感受性が低下し、薬が効かない細菌が増えてきているので、適切な薬の選択が早く治すためには重要です。中耳炎がなかなかなおらずに、痛みがひどくなったり、耳の後ろが腫れてきたり、耳漏がじゃぶじゃぶ出てきたら危険信号です。
その他、耳が痛いと感じる疾患には、異物、歯痛、顎関節症、外傷、神経痛、ウィルス感染症、慢性中耳炎などがあります。(1)耳垢栓塞は外耳道に耳垢がセメントのように詰まってしまう状態です。固くてすぐに取れない場合には耳垢を溶かす薬を点耳して取ります。
(2)浸出性中耳炎は鼓膜の内側の中耳に浸出液が貯まるために、音が伝わらず耳が塞がった感じがします。耳管の機能が悪いことが原因の一つなので、鼻をきれいにして、耳管通気療法を行います。小児で長期間耳が塞がった感じが続くと勉強についていけないことも起こるので、鼓膜を切開して排液する(鼓膜切開術)か、繰り返す場合には、鼓膜に小さな排液チューブを留置することもあります(鼓室内チューブ留置術)。
(3)低音部感音難聴はストレスなどが理由とも言われますが、内耳の低い音の聴力が急に悪くなる病態で、耳が詰まっている感じがします。めまいの発作が起こることもあり、メニエール病とも言われます。治療は、内耳に栄養を与える薬剤やステロイドホルモン剤を使用します。
(4)鼓膜穿孔は外傷(平手ではたかれる、ボールがあたるなど)、スキューバダイビング、慢性中耳炎で鼓膜に穴があく状態です。鼓膜は音を太鼓の膜のように響かせるので穴があいていると音が伝わらず、耳が塞がった感じがします。穿孔ができたばかりなら、特殊なシールを貼って鼓膜の再生を待ちます。慢性中耳炎の場合には、耳漏がなければ鼓膜再生手術を行います。
(5)鼻の奥と中耳をつなぐ耳管という管は外気圧と中耳の気圧を調節しています。この耳管の機能が低下した病気が耳管狭窄症で、鼓膜が内側にひっぱられている状態です。治療は、耳管にきれいな空気を通す耳管通気療法を行います。
(2)職場の大きな騒音、Walkmanなどのヘッドホンステレオの使い過ぎ、射撃などの強大音を長年聞いていると人間の耳はだんだん悪くなります。障害の部位は内耳の蝸牛内にある聞こえの細胞(有毛細胞)の脱落によると考えられます。正確な聴力検査と原因の除去が必要です。
(3)だんだん聞こえなくなったり、耳だれが続くような状態は慢性中耳炎です。写真のように鼓膜に穴が空いていて細菌感染が繰り返され、次第に聞こえが悪くなります。基本的には穴を塞いだほうが良いのですが、少なくとも耳鼻咽喉科専門医で定期的な処置が必要です。
(1)内服治療(ビタミンB12、循環改善剤、精神安定剤、漢方薬)を経験に基づいて使用します。
(2)キシロカイン注射を行い、内耳の神経の活動性を押さえることを目的とします。
(3)また鼓膜の内側を注射器で刺してステロイドホルモンを注入する方法を行います
(4)耳鳴マスカーといって、一定の時間雑音を聞かせてその後の神経の興奮を抑制する方法があります。
(5)近赤外線レーザーにより、血行を改善させます。星状神経節ブロックへ照射しています。
これらを組み合わせて治療することで、かなりの耳鳴症例が回復します。時間はかかりますが、耳鳴は治らないとあきらめてはいけません。
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耳に起こる異常には、外から見えるものと見えないものがあります。前者は、耳介(じかい)や耳口付近に起こる異常で、はれや発赤(ほっせき)などの症状として現れます。後者は、外耳道や中耳、鼓膜(こまく)、耳管、さらには内耳(迷路)などに起こるもので、痛み、耳閉感(耳の詰まった感じ)、耳鳴り、難聴(なんちょう)などの症状として自覚されます。また、耳の奥の障害が原因で耳だれ(耳漏(じろう))の起こることがあり、これは外から見てわかります。
●耳
パッチテスト
金属と相性を調べる、ピアスの長さ
ニッケルが原因で金属アレルギーになる。