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 最良の敵は良であることを知る
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いつも「忙しい、忙しい」を連発している割りには、

気がついてみるとただ 時問が過ぎていただけだという人がいます。

「忙しい」というのは格好の言い訳になります。

「○○ができなかったのは 忙しかったから」。

そう言えばもっともらしく聞こえます。

しかし、真実をお教え しましょう。耳障りな真実です。
それは、

「時間がなかったからできなかったと 言い訳している人の99%は、たっぷり時問があってもできない人である」と いうことです。

イギリスに留学しているとき、「忙しい、忙しい」を連発する女子留学生が いました。

彼女は、「忙しい」を理由に、レポートが書けなかった、

論文の 締め切りに間に合わなかった、

予習復習ができなかった、

英語力を伸ばす ための勉強ができなかった、

などと言っていました。

そして挙げ句の果てには、

「忙しくて学位が取れなかった」とさえも言ったのです。

そんな彼女は、

留学中 にエッセイ集を出版した私を見て、

「ああ、私も本くらい書けばよかった。

何も しないうちにあっと言う間に二年が過ぎたわ。

私も忙しくなければもっといろんな ことができたのにねえと」言ういました。

しかし、「何もしないうちにあっと言う問に二年が過ぎた」のは、

忙しいからでは ないのです。

なぜなら、彼女には深夜までテレビを見る時間もあれば、

パーティー に毎回のように参加する時間も、

毎週のように留学生を集めて食事会を開く 時間もあったからです。

また、流行の映画や劇を見に行く時間もあれば、

みんなと 一緒に旅行に行く時間もあったからです。

たっぷりすぎるほど時間はあったのです。

ただ、

彼女は「重要なこと」を「最も 重要なこと」よりも優先してしまったために、

論文も書けず、学位も取れずに 帰国しなければならなかったのです。

自分にとって「最も重要なこと」がわかっていないと、

ついつい「重要なこと」 ばかりに時間を費やしてしまいがちになります。

これが、

『7つの習慣最優先 事項」

(スティーブン・R・コヴィー、A.ロジャー.メリル、レベッカ.R.メリル共著・ キングベアー出版刊)のなかで言われている

「最良」の敵は『良』であるという ことなのです。

そのような時間の使い方をしていると、「いつの間にか歳を 取ったが何も残らなかった」と言わなければならなくなるでしょう。