※等幅フォントで必ず読んでください。そうでないと_がずれてし
まいます。

問5
   ______
論理式(A+B)・Cと等しいものはどれか。

ここで

"・"は論理積(AND)

"+"は論理和(OR)、
_
AはAの否定(NOT)を表す。


ア.
      _
(A・B)+C

イ.
    _
A・B・C

ウ.
_ _ _
A・B・C

エ.
 _ _  _
(A・B)+C


(考えてください)










━━問題の答え▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼答え

「エ」です。

ド・モルガンの法則によりエの式に変形できます。



解らない人も安心してください。これから詳しく解説します。
わかっている人は確認としてさっと読んでください。


━━今日の解説▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(今回は前回の説明の続きです)

△今回の問題のキーワード

これが解らないから解らない。

・論理式
・論理和(OR)
・論理積(AND)
・否定(NOT)
・ド・モルガンの法則


▼前回までのおさらい

論理式は、「正しい」「正しくない」という入力にたいして、「正
しい」「正しくない」を返す式の事でした。

※この「真・偽」ですが、覚えにくかったら「事の真偽が解らない」
と言いますよね?その言い回しで覚えてください。
(読み方は、真(しん)、偽(ぎ)です)

前回までに「論理和(OR)」「論理積(AND)」について説明
しました。


▼否定(NOT)

これは簡単です。その名のとおりつまりひっくり返すだけです。


A:真(正しい)
  ↓
_
A:偽(正しくない)


A:偽(正しくない)
  ↓
_
A:真(正しい)


この説明で問題文の意味は全て取れるようになったはずです。


▼問題文の意味
   ______
論理式(A+B)・Cと等しいものはどれか。
  ↓
((AもしくはB)かつC)でない。

なのですが、文章にしても良くわかりませんね。


▼解き方1:ベン図

これは丸を重なるように書いた図の事です。
今回はA,B,Cなので三つの円を重ねて書き、「Aである」とい
う意味を「Aの内側にある」と解釈すると、

A+B:AとBを合わせて塗る。

A・B:AとBの共通部分だけを塗る
_
A:Aの外側だけを塗る

というようにして作図し、問題文と選択肢の四つを全て作図して同
じになるものを正解とする方法です。
これは直感的で解りやすいのですが・・メールマガジンでは説明の
しようがありません。
ベン図を使う方法が最も理解のたやすい方法だと思われます・・が、
メールマガジンでは・・


▼解き方2:真理値表を書く

つまり、全ての場合を表にして書き出してしまえばわかるだろうと
いう考え方です。
みた方が解ると思うので、とりあえず書いてみます。

0:偽 1:真

<問題文>
                 ______
A B C A+B (A+B)・C (A+B)・C
0 0 0  0    0      1
0 0 1  0    0      1
0 1 0  1    0      1
0 1 1  1    1      0
1 0 0  1    0      1
1 0 1  1    1      0
1 1 0  1    0      1
1 1 1  1    1      0

これと同じものを選択肢アイウエについて書いて、問題文の値と一
致するものを選べばそれが正解となります。

長々とかいても仕方がないので、とりあえず「エ」だけを書いてお
きます。

<エ>
      _ _ _  _ _  _ _  _
A B C A B C (A・B)(A・B)+C
0 0 0 1 1 1   1     1
0 0 1 1 1 0   1     1  
0 1 0 1 0 1   0     1
0 1 1 1 0 0   0     0
1 0 0 0 1 1   0     1
1 0 1 0 1 0   0     0 
1 1 0 0 0 1   0     1
1 1 1 0 0 0   0     0

確かに問題文とエは「同じ」ですので、
同じ「判断」であるとわかります。つまり正解は「エ」です。

※コツ
問題文の真理値表は全部書かないといけませんが、不正解の選択肢
の場合は、全部書かなくとも一致しないところが一箇所でも見つか
れば正解でないとわかりますから打ち切ることが出来ます。


この図は最初は難しく見えるかもしれませんが、機械的に作業して
いるだけなので簡単に書くことが出来ます。
よくみてみると実に簡単な事をしているだけなので、難しく思えて
もともかく読んでみてください。実は簡単です。


▼意味さえわかれば

とりあえず最低限問題文の意味さえわかれば、上記の方法のどちら
かを使えば、とりあえず解く事が出来ます。

出題の意図としては、おそらく「ド・モルガンの法則」が解ってい
るか聞いているのですが、ある意味こちらの方法のほうが「勘違い」
してしまう確率が低いので堅実ともいえます。