夏の厄介者といえば、「蚊」がダントツの1位です。

知らぬうちに人の血を吸っていき、刺された人間はかゆくて仕方がありません。

しかし、その行動を観察すると、蚊は「優秀な外科医」という一面を持っていることがわかります。

人間は蚊に刺されても、

直ぐには気付きません。

後でかゆくなって、

その時にやっと気付きます。

それは、蚊が「麻酔」を使用しているからなのです。

人間の皮膚にとまったら、血液の凝固を防止する酵素を注射すると同時に、

麻酔薬を注射し痛みを麻痺させます。

それが完了してから、口先にある「のこぎり」を使用して皮膚を切り、

せっせと血を吸いはじめます。

このように、麻酔によって痛みを麻痺させているから、

刺されてもなかなか気付かないのです。そして、刺された後の「かゆみ」とは、

その時に注射された麻酔や酵素などによって引き起こされたアレルギー反応です。

ただし、血を吸うのはメスの蚊だけであり、

オスは吸いません。

蚊取り線香で殺されたオスの蚊に、

少しばかり同情してしまいます。

合掌。

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